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May MobilityとVia、車椅子対応ADA準拠の福祉自動運転車両を使用する 初の実証実験を開始

アメリカミネソタ州グランドラピッズのサービスは、アクセスしやすい設計になっており、非都市部や冬季の環境でも公共交通として提供されることで、自動運転車が最大の効果を発揮することを実証します。

本日、自動運転技術の開発と展開におけるリーダーであるMay Mobilityと、交通テクノロジーのグローバルリーダーであるViaは、アメリカの非都市部でアメリカ障害者法(略称ADA)に準拠した福祉自動運転車を用いた初の公共交通プロジェクトを開始します。

May MobilityのADA対応トヨタ・シエナAutono-MaaSが、ミネソタ州グランドラピッズの街を走るミネソタ州グランドラピッズのプロジェクトは、自動運転車を公共交通機関として利用することで最大の社会的効果を発揮することを実証するものです。この展開により、誰でも無料でオンデマンドの自動運転車相乗りサービスを予約できるようになります。またこのプロジェクトは、非都市部の地形や多様で時に厳しい気象条件下での自動運転車の展開を拡大するものです。

May MobilityのEdwin Olson CEOは次のように述べています:「私たちは、より良い交通手段をすべての人に提供することに情熱を注いでおり、非都市部地域に革新的で利用しやすい交通手段を提供することは、その道筋の中での重要なステップです。May MobilityとViaは、トヨタ・シエナAutono-MaaS車両による初の商用サービスで、グランドラピッズに最先端のテクノロジーとサービスを提供できることを誇りに思います」。

本日、自動運転技術の開発と展開におけるリーダーであるMay Mobilityと、交通テクノロジーのグローバルリーダーであるViaは、アメリカの非都市部でアメリカ障害者法(略称ADA)に準拠した福祉自動運転車を用いた初の公共交通プロジェクトを開始します。

またViaの自動運転車部門責任者Israel Duanis氏は次のように語ります:「Viaは、グランドラピッズの新サイトサービス開始において、May Mobilityと提携できたことを誇りに思っています。このプロジェクトは、自動運転車をアクセスしやすい相乗りサービスとして地域公共交通を補完することで、自動運転車が最も効果を発揮する、という両社に共通する信念を推進するものとなります。Viaは、あらゆるニーズの乗客向けに、非都市部での人々のつながりをサポートするため取り組んでいます。グランドラピッズは、自動運転による革新的なモビリティが、小さなコミュニティでの移動方法をどのように変えることができるのか、そのパイオニアとしての役割を果たすと信じています」。

グランドラピッズのMay Mobility車両は、トヨタ・シエナAutono-MaaSプラットフォームの初の商用サービスとなるものです。これには今年に入ってから既に発表されているADA準拠タイプも含まれています。

ViaのAIベースの予約・経路最適化アルゴリズムを搭載したオンデマンド乗車は、Viaアプリ(iOSおよびAndroidで利用可能)を通じて誰でも利用でき、同じ方面に向かう乗客を1台の車両にマッチングさせ、効率的で柔軟な相乗り移動を実現します。人気のある移動パターンや地域住民の意見に基づいて、市内全域で70か所以上の乗車・降車場所が設置され、またサービスゾーン、営業時間、その他の考慮事項の形成に役立っています。スマートフォンを持っていない乗客は、211に電話して予約することもできます。

Viaアプリ

交通テクノロジーのグローバルリーダーViaが提供するMay Mobilityアプリ。ミネソタ州グランドラピッズのgoMARTIプログラムの一環として用いて、乗客が無料でオンデマンドライドを予約できる

誰でも乗車できるこのサービスは、スマートシティのコンセプトに基づき、自家用車を持っていない人、移動に不自由を感じている人を念頭に設計されています。収入や能力に関係なく誰もが便利な移動手段によって自立したライフスタイルを実現できるよう、テクノロジーを活用した移動手段の提供を目的としています。

このプロジェクトは、既存の固定バス路線を補完することで、グランドラピッズコミュニティの移動アクセスを拡大するものです。約17平方マイル(約44.2平方キロメートル)をカバーし、住民や訪問者が市内のレストラン、食料品店、薬局、教会、フィットネスセンターなどに簡単にアクセスできるようになります。また、平日の夜や週末など、他の選択肢がないときにも、このサービスを利用することができます。

今回のサービス展開は、May MobilityとViaがアメリカの自治体に公共交通として自動運転車を導入してきた歴史がまた一歩前進したことを意味し、2021年にスタートした3つの他の自動運転車サービス(テキサス州アーリントン、ミシガン州アナーバー、ミシガン州グランドラピッズ)に続くものです。

ViaとMay Mobilityは、都市やコミュニティが自動運転車を公共交通システムに統合し、安全で効率的、公平で持続可能なモビリティへのアクセスを拡大できるよう、今後も支援していきます。

「goMARTI」と名付けられたこの18か月のプロジェクトは、ミネソタ州運輸局、グランドラピッズ市、The PLUM Catalyst、211、Mobility Maniaなどの支援を受けて構築・展開されました。

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